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2013/7/19

総合 – 自動車産業ニュース

欧州委、新冷媒をめぐるフランスの対応を支持

この記事の要約

欧州連合(EU)加盟28カ国は17日ブリュッセルで、カーエアコン用の新冷媒に対するフランスとドイツの対応について協議した。同協議ではEU規制に違反するダイムラーの一部モデルの輸入を拒否しているフランスの対応を支持した。こ […]

欧州連合(EU)加盟28カ国は17日ブリュッセルで、カーエアコン用の新冷媒に対するフランスとドイツの対応について協議した。同協議ではEU規制に違反するダイムラーの一部モデルの輸入を拒否しているフランスの対応を支持した。このため、今後他のEU加盟国がフランスに追従する可能性もあるとの憶測がでている。ただ、欧州委は、最終的な決定は今後EU当局が行うとし、フランスおよびドイツの当局と解決策について協議を続ける意向も示している。

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ダイムラーは安全上の理由から、EUで今年1月から使用が認められていない従来の冷媒「R134a」を「Aクラス」「Bクラス」「SLクラス」に使用しており、フランスの当局はこれらのモデルの新車登録を拒否している。これに対し、ドイツの連邦陸運局(KBA)は、これらのモデルを従来モデルのマイナーチェンジモデルとして「R134a」の使用を認めており、ダイムラーはKBAで認可を受けたモデルは通常、欧州市場での販売が認められる、との立場を主張している。

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欧州委は協議についての声明で、「EU加盟国はEU規制に従っていない車両に対し、すでに市場で販売された車両も含め、是正措置をとることが認められている」と説明し、フランスの対応を支持した。

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