独フォルクスワーゲンのチェコ子会社であるシュコダ自動車は7月11日、2013年上期(1~6月)の世界販売台数が46万4,600台となり、前年同期から5.8%減少したと発表した。同社は販売が減少した理由として、一部の車種でモデルチェンジを実施したことや欧州自動車市場の低迷を挙げている。
\上期の販売を主要な地域・国別に見ると、西欧が前年同期比4.7%減の18万6,200台、東欧が9.4%減の5万9,100台、中欧が7.6%減の6万1,600台、中国が0.4%減の12万200台だった。
\車種別販売は、ミドルクラス車 「オクタビア」が前年同期比17.5%減の18万1,200台で首位。次いで小型車の「ファビア」が17.6%減の11万100台、アッパーミドルクラスの「スパーブ」が10.5%減の5万1,000台、「イエティ」が7.3%減の4万1,800台、多目的車(MPV)の「ルームスター」が15.3%減の1万7,300台だった。また、コンパクトセダン「ラピッド」の新型車は3万8,400台、欧州のみで販売されている新型サブコンパクトカー「シティゴー」は 2万4,900台をそれぞれ販売した。
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