独自動車部品大手コンティネンタルのゴム・プラスチック子会社であるコンチテックは16日、コンチテック・バイブレーション・コントロール事業部門がスロバキア北西部のDolne Vesteniceにある工場で新たな生産棟を建設するための定礎式を行ったと発表した。同時に、同工場では新たな研究開発(R&D)センターを開設した。進入路の拡張工事なども含め投資規模は約750万ユーロとなるもよう。
\新たな生産棟が完成すると、生産面積は約4,000平方メートル拡大する。また、従業員を13人増やす計画。コンチテック・バイブレーション・コントロール事業部門は生産能力の増強により、スロバキア内の生産体制を1工場に集約し、今後さらに生産を拡大する方針を示している。また、2015年までに開発チームのエンジニアを2倍の25人に増員し、開発能力も強化する。
\コンチテックは1996年からDolne Vesteniceに拠点を持つ。従業員数は現在、約300人で、コンチテック・バイブレーション・コントロール事業部が自動車・産業用の防振部品や、ブレーキ、操舵システム用のシーリング・システムなどを生産している。
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