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2013/7/19

一般・技術・その他 (旧)

EV65台を使用した大型実証試験、パリ近郊で実施

この記事の要約

フランスのパリ近郊のイヴリーヌ県で2011年3月~2012年12月にかけて実施された大規模な電気自動車(EV)の実証試験に関する報告会がこのほど行われた。ポワシーなど3つの自治体とカルフール、トタル、ルクレール、ヴィンチ […]

フランスのパリ近郊のイヴリーヌ県で2011年3月~2012年12月にかけて実施された大規模な電気自動車(EV)の実証試験に関する報告会がこのほど行われた。ポワシーなど3つの自治体とカルフール、トタル、ルクレール、ヴィンチパーク、アンテルマルシェの5社が共同で実施したもので、ルノー・日産アライアンスの電気自動車(EV)65台を使用し、充電ステーションは130カ所を整備した。

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同プロジェクトでは、ドライバー約150人が参加し、ルノーの「フルエンス Z.E.」20台、「カングー Z.E.」35台、日産「リーフ」10台をテストした。充電ステーション130カ所のうち公共用は48カ所で、ショッピングセンターの駐車場や道路沿い、公共駐車場などに整備した。

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試験結果によると、1日の走行距離は平均25キロメートルで、総走行距離は35万キロメートルに達した。毎日60キロメートル以上を走行した人も15%いたという。

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ルノーはプロジェクト期間中にエネルギー消費を抑えるための運転講習(エコドライブコース)を実施。参加者は走行距離を平均25%伸ばすことができたという。

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