スイスのEフォースワンとデザインヴェルク(いずれもチューリヒ近郊フェーラルトルフ)は、電気モーターだけで駆動する18トントラック「Eフォースワン」を開発した。イベコ「ストラリス」の車体をベースにEVに改造したもので、飲料メーカーのフェルトシュレスヒェンと地元生協(コープ)が配送トラックとして投入する予定。
\Eフォースワンの車体重量は2.6トンのリン酸鉄リチウム電池を含めて8トン、最大積載量は10トン。電気モーターには出力150kW(204PS)の水冷式ハイブリッド同期モーターを2基搭載する。電源にはリン酸鉄リチウム電池(容量:120kWh)2本を使用している。充電時間は44kWの場合で6時間、22kWの場合で12時間かかる。最先端のバッテリー交換システムを搭載しており、10分で交換できる。フル充電した場合の航続距離は200(高速道路走行時)~300km(市街地走行時)、最高速度は87km/hという。
\