メディア調査会社ニールセン・メディア・リサーチによると、ドイツの自動車業界の2013年1-6月期(上半期)における国内広告投資(新聞・雑誌・テレビ・ラジオのいわゆるマス4媒体と屋外広告、映画館広告、オンライン広告)は11億ユーロにとどまり、前年同期から5.8%縮小した。1-3月期が3.1%減の5億2,440万ユーロと比較的小幅な減少にとどまったが、4-6月期は8.6%減の5億7,840万ユーロに大きく落ち込んだ。ドイツなど欧州自動車市場が厳しい販売不振に陥っていることが背景にある。
\メーカー別にみた上半期の広告投資ではフォルクスワーゲン(VW)が1億1,660万ユーロで引き続きトップを独走。2位はダイムラー(7,810万ユーロ)。3位以下はフォード(7,110万ユーロ)、ルノー(6,740万ユーロ)、オペル(5,600万ユーロ)などが続いた。
\ニールセンは独業界紙『アウトモビールボッヘ』の委託を受けて、二輪車、キャンピングカー、自動車、タイヤ・付属品など自動車業界の広告投資を定期的に調査している。
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