チェコ自動車工業会によると、同国の2013年1~6月の自動車生産は、前年同期比12.83%減の58万9,076台に減少した。
\このうち乗用車および軽商用車の生産は57万5,835台で、13.09%の減少。同国に工場を持つ大手3社はいずれも前年実績を下回った。チェコ自工会は大幅な減少について、2012年1~5月の生産が記録的に伸びていた影響を指摘している。
\独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダの1~6月の生産は15.8%減の31万7,120台、トヨタ自動車と仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンの合弁会社であるトヨタ・プジョー・シトロエン・オートモビル・チェコ(TPCA)は15.9%減の10万3,038台、現代自動車も4.8%減の15万5,677台と前年同期を下回った。
\ \トラックの生産は前年同期比47.41%減の386台、オートバイも35.16%減の839台と大幅に落ち込んだ。バスは3.66%減の1,423台と、他のカテゴリーに比べると小幅の減少にとどまった。
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