仏ルノーはこのほど、コネクテッド・モビリティ分野の起業支援事業「コネクテッド・モビリティ・インキュベーター」の第2弾を開始したと発表した。
\同事業はルノーと起業支援を手がけるパリ・インキュバテュール、パリ市当局、起業支援・イノベーション振興機構(OSEO)、民間投資ファンドなどが共同で実施するもので、今回支援対象となるのは、WayzUp、Clameurs、Aerys、Zenparkの4社。WayzUpはカープール(相乗り)通勤用アプリ、Clameursはオーディオメッセージと場所をリンクさせる新しいメディア、Aerysはモノのインターネット分野におけるユニバーサル・コネクティビティ、Zenparkは駐車スペースの最適化を実現するソリューションをそれぞれ手がけている。
\ルノーのノレ・セールス&マーケティング戦略部長はコネクテッド・モビリティ・インキュベーターについて、「とりわけRリンク(ルノーの情報エンターテインメント・システム)とコネクテッド・ビークルの分野でルノーとスタートアップ企業との協力を拡大するための理想的なフレームワークを提供するものだ」と述べた。
\