ポルシェ・コンサルティングが2018年までに売上高を1億6,000万ユーロへ倍増させる計画だ。地域化戦略に基づき支社網を強化し、受注拡大を目指す。
\従業員も昨年末の339人から最大700人に拡大するが、収益力を維持したままでの増員を計画しているという。ヴァイプレン社長が示唆したところによると、売上利益率(税引き前)は現在20~30%に上っているもようだ。
\ビジネスプロセスの最適化サービスを柱に、それぞれの業種における職務経験を備えた能力の高いコンサルタントを揃えて顧客の信頼を得る方針だ。
\シュツットガルト北方のビーティヒハイム・ビシンゲンにある本社のほか、ミラノ、サン・パオロ、アトランタ、上海、ハンブルグに拠点がある。近い将来、ドイツ中部にも新拠点を設ける予定という。
\ポルシェ・コンサルティングは独フォルクスワーゲン(VW)グループの高級車部門ポルシェのコンサルティング子会社。1994年の設立で、昨年は8億3,500万ユーロの売上を計上した。
\売上高の70%はグループ外企業との取引で、その業種は航空宇宙産業、機械・設備製造業、造船、建設、消費財製造業、金融業と多岐にわたっている。
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