独自動車用電子部品メーカーのプレーは27日、ドイツのソフトウエア開発会社イノヴェンティス（Innoventis）を買収すると発表した。イノヴェンティスは従業員数10人と小規模ながらも高い開発力を持つという。プレーは同社の買収により、ドイツにおける開発力を強化し、自動車エレクトロニクス分野の需要拡大に対応する。
\イノヴェンティスは自動車および関連産業向けに電子ネットワークシステムのエンジニアリングサービスやソフトウエア、試験システムなどを開発している。プレーは買収後もイノヴェンティスの社名を残し、拠点も従来のヴュルツブルクにとどめる。
\プレーは開発事業を強化しており、ドイツにおける同分野の従業員数は2011年末の287人から現在は364人に増えている。国外でもこの2年間で開発分野の従業員数が316人から437人に増えている。
\プレーは中国のJoyson Electronicsの子会社で、エアコンやカーラジオの操作パネル、センサーなどを生産している。従業員数は約3,200人。ドイツ、ポルトガル、ルーマニア、メキシコ、米国、中国に拠点を持つ。2012年の売上高は4億6,200万ユーロだった。
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