ドイツ貿易・投資新興機関によると、フランスにおける2013年上半期(1-6月)の電気自動車の乗用車新車登録は4,779台となり、前年同期の2,271台の2倍以上に拡大した。今年初めに販売を開始したルノー「ゾエ」が3,594台と全体の約75%を占めている。
\なお、上記の統計に含まれていない軽商用車(デリバリバン)ではルノー「カングーZE」が全体(2,514台)の82%シェアを占めているという。
\2013年上半期の2位は日産「リーフ」の536台。3位のボロレ「ブルーカー」はパリで実施されているカーシェアリングサービス「オートリブ(Autolib)」に使用されている。
\ \フランス政府は二酸化炭素(CO2)排出量に応じて奨励金を支給、あるいは、課税するボーナス・マルス(bonus-malus)制度を実施している。走行1キロメートル当たりのCO2排出量が20グラム以下のカテゴリーに入る電気自動車では7,000ユーロの奨励金を得ることができる。
\