ロシアの欧州ビジネス協会（AEB）が9日発表した同国の2013年8月の新車販売台数（乗用車・小型商用車）は23万1,915台にとどまり、前年同月に比べ10％減少した。1～8月の累計も7％減の179万9,805台だった。
\8月のメーカー・ブランド別販売台数では、首位の国内自動車最大手アフトワズのラーダが前年同月比24％減の3万9,079台と大きく落ち込んだ。2位は起亜の1万7,013台で、前年同月に比べ6％増加。3位のシボレーは19％減の1万5,984台だった。4位のルノーは23％増の1万5,181台、5位の現代自動車も7％増の1万4,219台と前年実績を上回った。
\AEB自動車製造業者委員会（AMC）のシュライバー会長は大幅な減少について、「8月の予想は初めから控えめであり、その意味において実際の結果は期待を裏切るものではない。7月と比べても僅かな（1％の）減少にとどまり、この季節ではむしろ典型的といえる」と説明するとともに、昨年8月は約25万9,000台と記録的な販売だったことの反動もある、と指摘している。
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