スペイン自動車部品大手ゲスタンプの傘下で自動車ドアなどのヒンジ(蝶番)を製造する独エドシャは9月5日、ロシアのサマラ州トリヤッチで新工場の定礎式を行った。今後の成長が見込めるロシア市場で現地生産し、事業拡大の基盤をつくる。2014年秋から生産を開始する計画。
\エドシャがロシアに生産拠点を設けるのは初めて。生産規模は年約250万個を計画している。従業員数は中期的に150人を超える見通し。
\同社はこのほか、今年7月にタイと韓国に合弁会社を設立、8月末には中国の江蘇省昆山に建設していた新工場を稼働させるなど、新興国における現地生産を強化している。
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