電気自動車(EV)向けの充電ソリューションを提供するベルリンの新興企業、ユービトリシティは、電力メーター(検針計)を組み込んだEV充電ケーブルを開発した。電力メーターは無線通信(データ送信)機能も持っているため、電力使用量などのデータを無線で基地局などに伝送し、使用料を決済することができるようになる。
\EV用充電スタンドを設置する際、電力供給設備のほか、不特定多数のドライバーが利用できるにするための検針計や通信システムが必要となる。このため設置に多額のコストがかかり、充電インフラを整備する上でネックの1つになっていた。利用者側の充電ケーブルに検針・通信機能を持たせることで、充電スタンドの設置コストを大幅に軽減できるメリットがあるという。
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