英自動車工業会（SMMT）が19日発表した2013年8月の国内自動車生産統計によると、乗用車の生産は9万1,282台と、前年同月から16.2％増加した。内訳は、輸出が14.8％増の7万984台、国内向けが21.1％増の2万298台だった。
\8月の商用車の生産は前年同月比51.4％減の3,694台と大きく落ち込んだ。内訳は輸出が40.5％減の2,356台、国内向けが63.3％減の1,338台だった。また、8月のエンジン生産は前年同月比16.4％減の12万4,614基で、内訳は輸出が28.9％減の6万2,071基、国内向けが1.3％増の6万2,543基だった。
\SMMTのホーズ会長は乗用車生産について、「世界で最もダイナミックで信頼性が高く魅力的な車を生産するためにグローバルな自動車メーカーが英国のデザイン、研究開発そしてエンジニアリングの専門知識を利用しており、乗用車生産は成長が続いている」と指摘。商用車生産については、ユーロ圏の諸国の不透明さやモデルチェンジ、生産体制の再編などによる影響を受けており今年いっぱいは厳しい状況が続くとの見方を示す一方で、バスとコーチなど一部の分野では生産が伸びており、明るさも見えると述べた。
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