英自動車部品大手GKNドライブラインは先ごろ開催されたフランクフルトモーターショーで、新型電動トランスミッション「GKNマルチモードeトランスミッション」を初公開した。
\三菱自動車「アウトランダーPHEV」に搭載されているこのトランスミッションはフロントトランスアクスルに使用され、「ピュアEV」「シリーズハイブリッド」「パラレルハイブリッド」という2種類の動力源による3つの異なる走行モードから状況に応じて最適な性能を提供する。
\GKNマルチモードeトランスミッションは軽量でコンパクトな設計によって、アウトランダーPHEVの走行1キロメートルあたりの44グラムという極めて低い二酸化炭素(CO2)排出量に寄与している。
\GKNドライブラインのグローバルエンジニアリングディレクターであるリッケル氏は「低炭素で走行できる魅力的なクルマを求めて、自動車メーカーはあらゆる可能性を模索している。三菱自動車は新しいアウトランダーPHEVによって新境地を開拓した。私たちはこのイノベーションの実現をサポートする重要な役割を果たしたことを非常に喜ばしく思っている」と述べた。
\