独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは25日、中国の北京に建設していた新工場を稼働させた。乗用車向けの車軸を生産し、ダイムラーと北京汽車工業(BAIC)の合弁会社である北京ベンツ・オートモーティブ(BBAC)に供給する。北京工場の建設には約1,500万ユーロを投資した。同工場はZFが100%出資している。中国では同社にとって21番目の工場となる。
\面積は3,200平方メートル。従業員数は約350人。中国で生産されているメルセデス・ベンツの「Cクラス」および「Eクラス」向けに前車軸と後車軸を生産する。数カ月後にはメルセデス・ベンツの新たなモデルに採用される部品の生産も開始する予定という。
\ZFは上海に開発センターも持ち、同センターを通して現地の顧客ニーズに対応している。
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