中堅企業向けの金融事業を展開する独afkバンク(ブッパータール)の自動車ディーラー向け融資事業が好調に推移している。2013年1-8月期の新規融資額は前年同期比で36%増加、通期でも同じペースで成長することが見込まれている。同社のライナー・ビッケル営業部長(自動車金融担当)が明らかにした。
\同社は自動車ディーラー約1,500社を顧客に抱えている。ビッケル部長によると、融資需要が高まっているのは、自動車販売におけるディーラーの役割が高まっているためだ。
\同社はこうした需要に対応するため、ディーラーのニーズにマッチした新たな融資サービスを開始した。「Akfスタート」は、企業の信用格付けに関係なく、仕入資金として最大15万ユーロの融資枠を提供するもので、新規顧客の3割が同サービスを利用しているという。また、現在試験導入中のファクタリング(売掛債権買い取り)サービスも、来年から全国展開する予定という。
\