ベルリンのエンジニアリングサービス会社IAVは創業30周年を迎えた9月24日、将来の成長を見越し従業員数を現在の5,000人から2020年までに1.4倍の7,000人に引き上げる方針を明らかにした。また、事業の国際化もこれまで以上に推進するとしている。
\IAVは1983年の設立で、フォルクスワーゲン（VW）が50％、コンティネンタルが20％、シェフラー、フロイデンベルク、SABICがそれぞれ10％を出資する。パワートレイン、エレクトロニクス、車両などの開発を手がけ、本国ドイツのほかフランス、イタリア、英国、米国、日本など11カ国に進出している。VWのほか、アウディ、ベントレー、BMWなどの大手自動車メーカーや数多くの大手サプライヤーと取引関係があるという。2012年の売上高は5億3,500万ユーロ。独業界紙『アウトモビールボッヘ』の自動車エンジニアリング企業ランキングによると、墺AVLリスト、独ベルトラントに次ぐ業界3位の実績を誇っている。
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