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2013/10/18

総合 – 自動車産業ニュース

英国の超低炭素車助成制度、7-9月期に利用が千台突破

この記事の要約

英国で、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車などの超低炭素車(ULEV)を対象とした購入助成制度「プラグインカー・グラント(PiCG)」を利用して購入されたULEVは7-9月期に前年同期比2 […]

英国で、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車などの超低炭素車(ULEV)を対象とした購入助成制度「プラグインカー・グラント(PiCG)」を利用して購入されたULEVは7-9月期に前年同期比25%増の1,149台となり、2011年の制度開始以降、四半期ベースとしては最高となった。英国の環境対応車専門サイト「グリーンカーウェブサイト」が11日伝えた。

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PiCGはULEVの購入時に最大5,000ポンドを補助するというもの。11年1月から今年6月までに4,553台のULEVが同制度を利用して販売された。制度発足当初は適用対象となる車種が少なかったことや、制度の存在が広く知られていなかったこともあって利用が少なかったが、最近は利用が拡大しており、7-9月期は初めて利用が1,000台を突破した。PiCGの対象となる車種は現在、日産「リーフ」、三菱自「アイミーブ」、シボレー「ボルト」、ボクソール「アンペラ」、トヨタ「プリウスPHV」、ボルボ「V60 PHV」、スマート「フォーツー EV」、ルノー「フルエンスZ.E.」および「ゾエ」、BMW「i3」、シトロエン「Cゼロ」、フォード「フォーカスEV」、ミア・エレクトリック「ミア」、プジョー「イオン」となっている。

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なお、昨年2月に導入された超低排出バンの購入に最大で8,000ポンドを助成する「プラグインバン・グラント」を利用して購入されたバンの台数は7-9月に54台と、低水準にとどまった。

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英国政府は超低炭素車購入助成制度を2015年まで実施する方針だ。

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