スウェーデンのサプライヤー団体であるFKGのウェンデル会長は10日、自動車専門誌『ジャストオート』の取材に対し、同国の自動車産業振興に向け、英国の自動車評議会のような機関を設立することが必要だとの見方を示した。
\ウェンデル会長はエーテボリで開催されたサプライヤー・フォーラムで、スウェーデンには自動車評議会に相当する機関が存在しないために、「本当に必要としていることを達成するのに非常に時間がかかる」と指摘。政府に対し自動車評議会の設立を要望しているものの、対応が遅れているとして不満を示した。一方で、政府は自動車セクターの重要性を「理解し始めている」と語るとともに、若者にエンジアリングが魅力的なキャリアの選択だということを理解してもらうことが必要だとの認識を示した。
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