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2013/10/18

一般・技術・その他 (旧)

クルマを丸ごとCTスキャン、大型非破壊検査システムが開発

この記事の要約

フラウンホーファー集積回路研究所(Fraunhofer IIS)は大型設備の内部を三次元画像で表示するCTスキャナーを開発した。現在はまだ試作段階だが、将来は自動車や貨物コンテナなどを丸ごと非破壊検査できるようになると研 […]

フラウンホーファー集積回路研究所(Fraunhofer IIS)は大型設備の内部を三次元画像で表示するCTスキャナーを開発した。現在はまだ試作段階だが、将来は自動車や貨物コンテナなどを丸ごと非破壊検査できるようになると研究者は期待を寄せる。

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IISが開発したシステムでは、X線発生装置とX線検出機(長さ4メートル)との間に大型の回転台を設置する。回転台上に対象物を設置してゆっくりと回転させながらX線透過データを収集し、コンピューターでデジタル分析・解析して3D画像で表示する。同様の工業用X線CTスキャンシステムはすでに実用化されているが、数メートル単位の大きさの設備を非破壊検査できるシステムはこれまでなかったという。

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