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2013/10/18

一般・技術・その他 (旧)

独アイゼンマン、VW中国から大型受注

この記事の要約

独塗装設備メーカーのアイゼンマンは10日、独フォルクスワーゲン(VW)と中国・上海汽車(SAIC)の合弁会社である上海フォルクスワーゲン(SVW)から塗装ラインを受注したと発表した。納入するのはディップコーティングシステ […]

独塗装設備メーカーのアイゼンマンは10日、独フォルクスワーゲン(VW)と中国・上海汽車(SAIC)の合弁会社である上海フォルクスワーゲン(SVW)から塗装ラインを受注したと発表した。納入するのはディップコーティングシステム「Eシャトル」と電気泳動(KTL)式塗装システム「Eスクラブ」で、独業界紙『アウトモビールボッヘ』によると、受注額は2億ユーロを超えるという。

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アイゼンマンは中国など新興市場の成長を見込み、現地調達率や現地生産比率を高めるとともに、現地スタッフによる顧客サポートを強化するなど地域に密着した事業体制を構築してきた。

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同社は今回の受注で、EスクラブとEシャトルのほか、前処理設備や塗装ブースなども納入する。同社は、VWが広東省・仏山で9月に開設した新工場にもEシャトルとEスクラブを納入しており、これらの受注規模から「VWが中国の生産能力を2016年までに25%増の640万台に引き上げる計画を推進していることが読み取れる」とコメントしている。

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