独技術開発サービス会社のベルトラント・グループは、ガイマースハイム(インゴルシュタット近郊)にある研究・開発(R&D)拠点で新たな車両音響試験センターの建設を開始した。新センターは14年の稼働を予定しており、車両の騒音や振動音などを計測できるほか、騒音レベルの低減や音色の最適化技術を研究することができる。
\広さ1200平方メートルの音響試験センターの最大の目玉はローラー式のシャシーダイナモメーターだ。前輪・後輪・四輪駆動など全ての駆動方式に対応しており、加速・減速など実際の路上走行環境を正確に再現できる。また、大空間の低残響室を備えており、構造部品だけでなく車両全体の音響試験を実施できる。
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