スペインのモントロ財務相は17日、新車買い替え補助金制度を再度延長すると発表した。同制度によって新車販売の落ち込みに歯止めがかかったことを受け、引き続き自動車市場の下支えを狙う。
\新車買い替え補助金制度は、乗用車(車齢10年以上)と小型商用車(7年以上)の廃車を条件に、一定の排出基準を満たした環境対応車への買い替えを行う場合、1台につき2,000ユーロの補助金を国と販売店が折半して支給するというもの。2012年10月に発足した同制度の延長はこれで3回目となり、支給総額は2億7,500万ユーロとなる。
\スペイン自動車工業界(ANFAC)のまとめによると、9月の国内新車販売台数は約4万5,000台と、前年同月から29%増加した。
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