英国交通省(DfT)はこのほど、低公害バスの普及を促進するための「クリーンバステクノロジーファンド」の補助金交付対象となる自治体を発表した。交付総額は140万ポンドで、公共バスへの排気ガス浄化技術導入に活用される。
\クリーンバステクノロジーファンドは、大気の質が欧州連合(EU)基準に達していない自治体でのバスのアップグレードを支援することを目的として6月に設立された。今回助成を受けるのはブライトン・アンド・ホヴ、サンダーランド・アンド・ダラム、オックスフォード、スウェイル・バラ、ヨークの5自治体。2万3,700ポンドから75万ポンドが交付され、計92台のバスに選択触媒還元(SCR)システムが搭載される。
\クレーマー運輸担当大臣は、クリーンバステクノロジーファンドが提供する資金によって地方自治体の大気の質は大きく改善され、最新の環境技術を支援することで雇用と成長が促進されると述べた。
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