独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は2014年秋に人気モデル「ゴルフ」のプラグインハイブリッド車を発売する模様だ。VWブランドの駆動装置(ドライブトレイン)開発を統括するハインツヤーコプ・ノイサー氏が明らかにした。走行100キロメートル(km)当たりの燃費は1.5リットル、走行1km当たりの二酸化炭素(CO2)排出量は35グラムになる見通しという。6日付けの独業界紙『オートモビルボッヘ』(電子版)が報じた。
\プラグインハイブリッド車は、出力110kW/150PSのガソリンエンジンと出力80kW/109PSの電気モーターを搭載する。電気モーター単独の航続距離は最大50 kmで、最高速度は時速130 kmとなる見通し。また、システム出力は150kW/204PS、最大トルクは350Nmとなり、停止した状態から時速100 kmに7.6秒で加速する。最高速度は時速217 km。40リットルのガソリンタンクを装備しており、航続距離は約1,000 kmになる見通し。
\VWは来春に「ゴルフ」の電気自動車(EV)を発売する計画。EVでは出力85/115PSの電気モーターとリチウムイオン電池(容量24.2kWh)を搭載。最高速度は時速140 km。1回のフル充電による航続距離は190 kmとなる。
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