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2013/11/8

企業情報 - 自動車メーカー

PSA、仏工場で新開発エンジンの生産ライン完成

この記事の要約

仏PSAプジョー・シトロエンは10月29日、エンジン製造子会社フランス・メカニックのドゥヴラン工場で新開発の3気筒ガソリンエンジン「EBターボ・ピュアテック」の生産ラインが完成したと発表した。2014年3月から量産を開始 […]

仏PSAプジョー・シトロエンは10月29日、エンジン製造子会社フランス・メカニックのドゥヴラン工場で新開発の3気筒ガソリンエンジン「EBターボ・ピュアテック」の生産ラインが完成したと発表した。2014年3月から量産を開始し、年間32万基を生産する。

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EBターボ・ピュアテックはPSAグループの自然吸気エンジンと部品の40%を共有するモジュラーユニットで、最大出力が110~130ps。自然吸気バージョンと比べ燃費が18%改善し、二酸化炭素(CO2)排出量も1キロメートル当たり102~110グラム削減された。

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PSAはEBターボ・ピュアテックの研究開発と生産に総額8億9300万ユーロを投資した。14年3月からシトロエン「C4」、プジョー「308」、同7月からプジョー「208」、シトロエン「C4」および「DS3」に搭載する。同エンジンは当初、ドゥヴラン工場で生産し、欧州の車両工場向けに供給するが、15年からは中南米と中国でも生産を開始する予定だ。

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