独ダイムラーの高級車部門、メルセデス・ベンツは今年の夏から、車載ハンズフリー機器メーカーのパイカー・アクースティック(Peiker acustic)が開発した車載無線通信モジュール「コネクティビティ・モジュール」の搭載を開始した。これは、メルセデス・ベンツのナビゲーション・インフォテイメントシステム「コマンド・オンライン」の一部を構成するもので、欧州で販売されている「コマンド・オンライン」を装備するすべてのモデルに順次搭載していく計画だ。4日付業界誌『アウトモビール・インドゥストリー』(オンライン版)が報じた。
\コネクティビティ・モジュールは、自動車とメーカーのバックエンドサーバーを移動体通信でつなぎ、詳細な交通情報や高画質の動画など大容量のデータをスムーズかつリアルタイムに提供することができる。
\パイカーの関係者によると、同社はすでにさらに性能の高いアップバージョンモデルの開発に着手しているという。
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