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2013/11/15

企業情報 - 自動車メーカー

シュコダ、 クバシニ工場で「イエティ」の生産開始

この記事の要約

独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダ自動車は11日、チェコのクバシニ工場で大幅改良した小型SUV(スポーツ多目的車)「イエティ」の生産を開始したと発表した。10月から予約を受け付けており、来年1月から販売を開始する […]

独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダ自動車は11日、チェコのクバシニ工場で大幅改良した小型SUV(スポーツ多目的車)「イエティ」の生産を開始したと発表した。10月から予約を受け付けており、来年1月から販売を開始する。

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改良モデルでは、市街地走行に適した「イエティ」のほか、オフロード用の「イエティ・オフロード」の2モデルを生産・販売する。また、シュコダのモデルでは初めてリアビューカメラをオプションで搭載できる。

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クバシニ工場では現在、従業員約4,500人が勤務しており、イエティのほか、中型乗用車「スペルブ」(セダンおよびステーションワゴン)、コンパクトMPV(多目的車)「ルームスター」を生産している。

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シュコダは2012年にイエティを8万7,400台(前年比24%増)販売。今年半ばから中国でも販売を開始した。中国では現在、輸入モデルとして販売しているが、今年末にはVWと上海汽車(SAIC)による合弁会社、上海フォルクスワーゲンが中国市場向けに生産したロングバージョンの販売を開始する予定。ロシアでは2012年末から販売しており、提携先の商用車大手GAZがニジニー・ノブゴロド工場でイエティを生産している。

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