オーストリアのアルミ鋳造メーカー、AMAGオーストリア・メタルが5日発表した2013年7‐9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBITベース)は2,050万ユーロにとどまり、前年同期に比べ17.5%減少した。アルミ価格の下落が響いた。売上高は1.2%減の2億350万ユーロ。生産量は7.2%増の9万2,100トンだった。
\1‐9月期の売上高は6億1,590万ユーロ(3.6%減)、EBITは6,090万ユーロ(15.7%減)と減収減益となった。出荷量は2.9%増の27万4,000トンに拡大したものの、アルミの平均取引価格が1年前に比べ7%下落しているため、減収分を相殺するには至らなかった。
\AMAGは航空機、自動車などの産業向けにアルミ鍛造品・圧延部品のほか、液状金属、アルミ新地金などを生産している。
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