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2013/11/15

一般・技術・その他 (旧)

印タタ・スチール、英国で耐デント鋼板などの供給開始

この記事の要約

印鉄鋼大手タタ・スチールは7日、英国の自動車メーカーに対して耐デント性(くぼみなどの変形を防ぐ強度)に優れた鋼板「BH260」の供給を開始したと発表した。\ BH260はサウスウェールズで生産される。タタ・スチールによる […]

印鉄鋼大手タタ・スチールは7日、英国の自動車メーカーに対して耐デント性(くぼみなどの変形を防ぐ強度)に優れた鋼板「BH260」の供給を開始したと発表した。

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BH260はサウスウェールズで生産される。タタ・スチールによると、BH260をドアやボンネットなどの外装パネルに採用することで7%の軽量化が実現する一方で、従来の鋼板と同水準の耐デント性は維持されるという。

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タタ・スチールはBH260とともに、先端高強度鋼板 (AHSS)「DP800GI」の供給も先ごろ英国で開始した。ヘンリク最高営業責任者(CCO)は、「これらの新しい製品は両方とも、より軽量で燃費の良い自動車を生産するという、自動車メーカーの最優先課題の達成を後押しする。一方、ドライバーは、燃料代が安く厳しい安全基準に対応した自動車に安心して乗ることができる」と語った。

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