業務用車両の管理にテレマティクスを導入するドイツ企業が増えている。国際的な社用車リース会社のアーヴァルが運営する社用車情報フォーラムCVOが発表した「社用車バロメーター国際調査」の最新版によると、ドイツではテレマティクスを既に車両管理に「導入済み」と回答したのは、従業員数10人未満の企業で6%(前年から3ポイント増)、10~99人の企業で13%(同6ポイント増)、100~999人企業で14%(同7ポイント増)、1000人以上の企業で15%(同2ポイント増)に上った。
\アーヴァルが調査機関CSAに委託してEU12カ国の3,650社(うちドイツ企業300社)を対象に調査した。
\EU全体では従業員数10人未満の企業で6%、10~99人の企業で14%、100~999人の企業で21%、1,000人以上の企業で20%と、企業規模が大きくなるほどドイツより導入率が高かった。
\導入しているドイツ企業に理由を尋ねたところ、「車両の現在地を把握できる」が従業員数99人以下の企業で30%、100人以上の企業で15%。「燃料を節約できる」はそれぞれ10%、34%、「ドライバーの安全確保」がそれぞれ30%、8%だった。
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