ホンダは12日、英国南西部のスウィンドン工場で「シビック・ツアラー」の量産を開始した。
\シビック・ツアラーは、欧州向け5ドアハッチバック「シビック」をベースにしたステーションワゴンで、9月のフランクフルト・モーターショーで初公開された。スポーティなデザインに加えセグメントトップクラスとなる624リットルの荷室容量を備え、欧州複合モード燃費は26.3キロメートル/リットル、二酸化炭素（CO2）排出量は99グラム/キロメートルという優れた環境性能を誇る。同車の第1号車ラインオフを記念する式典に出席したホンダモーターヨーロッパ・リミテッドの西前社長兼最高執行責任者（COO）は、「シビック・ツアラーは、他のどの製品も増して私たちの従業員の野心、エネルギー、スキルそして粘り強さを際立たせている。開発、設計、テスト、生産をここ欧州で行うシビック・ツアラーは、ホンダの欧州チームの能力を示している」と述べた。
\スウィンドン工場は約3,000人を雇用し、「CR-V」、「シビック」、「ジャズ（日本名：フィット）」のほかエンジンを生産している。最大生産能力は25万台だが、昨年の生産台数は16万6,000台にとどまった。
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