自動車の排気系部品や暖房システムを製造する独エーベルスペッヒャーは16日、中国の商用車大手、陝西汽車集団の子会社である陝西萬方汽車零部件(Shaanxi Wangfang Autoparts、本社:陝西省西安)と12月初めに合弁会社を設立する契約を交わしたと発表した。最新技術を採用した商用車向けの排ガス後処理システムを製造し、中国市場向けに供給する。
\合弁会社の社名はエーベルスペッヒャー・エグゾースト・テクノロジー西安となる。出資比率は陝西萬方汽車零部件が51%、エーベルスペッヒャーが49%。中国の排ガス基準「国4」以上をクリアする排ガス後処理システムを生産し、陝西汽車集団に供給する。
\2014年に生産を開始し、2015年には初期の生産規模としてディーゼルおよびガスエンジン向けに年約10万台を生産する計画だ。合弁会社では生産事業のほか、販売やアフターセールスサービス、システムインテグレーション事業も行う。
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