英自動車部品大手のGKNドライブラインは15日、ロシアのサマラ州トリヤッチに工場を建設する計画を発表した。等速ジョイントサイドシャフトを生産し、複数の自動車メーカーに供給する。工場は2015年初めに稼働する予定。
GKNはこれまでもロシアで事業展開する大手自動車メーカーにドライブラインの部品を供給してきたが、現地生産によりサービスを改善できると見込んでいる。
ロシアの自動車市場は今後の成長が見込まれるほか、政府も自動車産業における現地生産や追加投資を支援しているため、同国の自動車生産は拡大すると予想されている。
