独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は13日、2014年1月の販売が8万900台となり、前年同月を16.5%上回ったと発表した。欧州と中国の販売が好調だった。モデル別では「オクタビア」が14.5%増の3万4,400台と大幅に伸びた。3月のジュネーブモーターショーでは、今後のシュコダモデルのデザインを示唆するデザインスタディ「ビジョンC」(5ドアクーペ)を出展する。
1月の地域別販売を見ると、西欧は13.4%増の3万100台の2ケタ増となった。西欧では最大市場のドイツで6.7%増の9,500台を販売したほか、英国、アイルランド、フランス、イタリア、フィンランド、スペイン、デンマークなどで2ケタ増を確保した。
東欧も11.1%増の6,900台と好調で、新車市場が低迷しているロシアでも2.6%増の4,700台を確保した。中欧は、26.0%増の1万1,200台。母国チェコは27.8%増の4,700台を販売した。ポーランドも33.0%増の4,300台と好調だった。
シュコダにとって最大市場の中国では27.3%増の2万7,500台を販売。インドは32.5%減の1,600台にとどまった。