独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は今年のジュネーブモーターショー(一般公開:3月6~16日)に、コンパクトスポーツクーペ「シロッコ」のマイナーチェンジモデルを出展する。これまでより高効率のエンジンが搭載されたほか、フロント・リア周りなどでデザインをリフレッシュ。インテリアもターボ圧力や油温計などが加わった。
パワートレインにはガソリンエンジン4種類とディーゼルエンジン2種類(出力は92kW~206kW)を用意。最も低燃費の2リットル4気筒ターボディーゼルエンジン「TDI」では、走行100kmあたり燃料消費量4.1リットル、走行1kmあたりCO2排出量は107グラム。ガソリンタイプで最も低燃費なのは1.4リットル4気筒ターボエンジン「TSI」で、燃料消費量は5.4リットル/100km、CO2排出量は125グラム/kmとされる。
インテリアでは、バイキセノン・ヘッドライトやフロントグリル、LEDテールランプなどでデザインが変更された。