英自動車工業会(SMMT)が2月20日発表した2014年1月の国内自動車生産統計によると、乗用車は前年同月0.3%減の12万8,620台と前年をやや下回った。SMMTは微減について、新たに市場投入したモデルの生産がまだ本格化していないためとしており、2014年を通して生産は拡大していくとの見解を示している。また、大手自動車メーカーの国内投資計画が実行されれば将来的に生産は伸びるとの見通しも示した。
1月の商用車生産は6,681台にとどまり、前年同月に比べ14.6%減少した。国内向けが17.9%減、輸出向けも10.8%減といずれも2ケタの落ち込みとなった。
エンジンの生産は前年同月比6.1%減の20万6,291基。国内向けが17.4%減と大幅に減少した。英国工場で生産する新モデルの生産が当初は小規模にとどまることが影響した。