印タタ・モーターズ傘下の英高級車メーカー、ジャガー・ランドローバー(JLR)は、英ソリフル工場で従業員数を1,700人増やす大型増員計画の第1段階として、2月17日から、500人の採用を開始した。大幅な増員は、15億ポンドを投資して新しいアルミニウム製アーキテクチャを採用したジャガーの中型セダンを生産する計画の一環に位置づけられる。JLRは昨年9月、1,700人の大型採用計画を発表していた。
第1段階では、一定の技術を持つ半熟練の製造オペレーター500人を採用する。第2、第3段階の採用は2014年後半と2015年初めに実施する計画。すべての採用計画を完了するとソリフル工場の従業員数は合計で約8,000人に拡大する。
JLRのヴォルカーツ・オペレーションズディレクターは今回の大型採用について、「賞を勝ち取るような自動車を生産し続けること、そして世界レベルの製造技術への投資を続けるために、我々は最高レベルの従業員を必要としている」と述べるとともに、同社の採用活動は英国の自動車産業へのコミットメントを強固にするものであり、英国経済全体にも寄与するとして、その意義を強調した。