チェコのシュコダ自動車は2月20日、圧縮天然ガス(CNG)とガソリンを併用できるバイフューエル車「オクタビアG-TEC」の概要を発表した。実車は3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショーで初公開される。
ミドルクラス車「オクタビア」をベースに開発されたオクタビアG-TECは燃費が5.4立方メートル/100キロメートル(km)、二酸化炭素(CO2)排出量は97グラム/km、航続距離はCNG単独で490km、ガソリンを併用した場合は1,330kmと優れた性能を誇る。バイフューエルエンジンは「サルーン」と「エステート」に設定される予定だ。
オクタビアG-TECは、「シティゴーCNG」に続くシュコダのCNGバイフューエル車となる。ウェルシュ取締役は、「CNG技術を利用することは、環境にやさしいモビリティと値頃感を提供できるということから理にかなっている。オクタビアG-TECによってオクタビア・シリーズは一段と魅力を増し、エコフレンドリーになる」と語っている。