独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は12日、2014年2月の販売が前年同月比4.6%増の7万200台に拡大したと発表した。前年同月を上回るのは6カ月連続。新型「オクタビア」の販売が好調な西欧・中欧がけん引役となった。
西欧は前年同月比13.2%増の2万8,900台と2ケタ増を確保。ドイツで9.0%増の1万800台となったほか、英国は40.6%増の2,600台、オランダはほぼ2倍(101.0%増)の1,400台を販売した。このほか、オーストリア、スペイン、イタリア、スウェーデンなどでも2ケタ増となった。
中欧も35.7%増の1万2,900台と好調だった。このうち、母国チェコは27.2%増の5,400台を販売。ポーランドも67.9%増の4,900台、スロバキアも10.6%増の1,300台と大幅に伸びた。
東欧は3.0%増の8,900台を販売。このうちロシアが6,400台(前年同月比1.0%増)を占めている。
シュコダにとって最大市場である中国は19.6%減の1万4,300台と振るわなかった。中国では今年半ばまでに新型「オクタビア」を投入する計画。インドも28.2%減の1,300台に低迷した。