独高級車メーカーのメルセデス・ベンツは、ソーシャルメディア上の自社ブランドやサービスに関するユーザーの書き込み情報を収集し、公式ホームページ上で一覧表示する「ワン・ウェブ・プロジェクト」のサイト運用を開始した。ウェブ開発会社のSevenvalが企画・制作からシステム開発を手がけたもので、自社サイト内の記事(プレスリリースなど)のほか、ブログ、ツイッター、ユーチューブ、フェイスブック、グーグル+、インスタグラム(画像共有)から収集したコンテンツを掲載している。
サイト内に掲載されている情報は、モデル名、イベント、トピック、情報の種類(画像、テキスト、リンク、ニュースなど)、発信元(公式サイト、ブログ、SNSなど)の項目別に検索できるほか、ユーザーが好きなキーワードを入力して検索することもできる。
同プロジェクトの最大の特長は、企業側が発信した公式情報とユーザーが独自の視点でソーシャルメディアに書いた情報を同じサイト内で同時に閲覧できることにある。メルセデス・ベンツに対するさまざまな視点の情報や体験世界を幅広く一覧できるようになる。
同サイトのURLはhttp://social.mercedes-benz.com/