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2014/4/17

企業情報 - 部品メーカー

J.コントロールズ、シート用コーティング技術開発

この記事の要約

米自動車部品大手のジョンソン・コントロールズは15日、自動車用シートのカバーを清潔に保ち、静電気も防止するコーティング技術「フレッシュ・パフォーマンス(FreshPer4mance)」を開発したと発表した。 カバーの材料 […]

米自動車部品大手のジョンソン・コントロールズは15日、自動車用シートのカバーを清潔に保ち、静電気も防止するコーティング技術「フレッシュ・パフォーマンス(FreshPer4mance)」を開発したと発表した。

カバーの材料を丸ごとコーティング材に浸すことでシートの表面だけでなく裏側もコーティングする。コーヒーやケチャップなどの飲料や食べ物、子供の汚れた手などでシートが汚れても簡単に拭き取ることができるという。また、細菌や静電気の発生も防ぐ効果があるという。

同社では、このようなコーティング技術は、商用車などシートにかかる負荷が大きい車両や、レンタカーやカーシェアリングなどドライバーが頻繁に交代する車両に適するほか、自家用車でもシートを清潔に保ち、手入れの手間を省くことができる利点があると説明している。

また、自動車メーカーは明るい色のシートを採用しやすくなり、幅広いニーズに対応できるようになる、とも説明している。

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