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2014/5/30

一般・技術・その他 (旧)

ボルボ、市バス用電化道路のパイロットプロジェクト実施

この記事の要約

スウェーデンの商用車大手ボルボ・グループは5月19日、市バスが走行中に充電できる電化道路の可能性を探るパイロットプロジェクトを実施すると発表した。スウェーデン運輸管理局と協力し、ヨーテボリ市の中心地に長さ300~500m […]

スウェーデンの商用車大手ボルボ・グループは5月19日、市バスが走行中に充電できる電化道路の可能性を探るパイロットプロジェクトを実施すると発表した。スウェーデン運輸管理局と協力し、ヨーテボリ市の中心地に長さ300~500mの試験用電化道路を2015年にも整備する計画という。

電化道路とは、道路に充電ケーブルを埋め込み、車体の下に受電装置が組み込まれた電気自動車がその上を走行すると路面からワイヤレスで直接充電できる仕組み。走行中に充電できるため、航続距離が伸び、バスの稼働率が上昇する利点がある。市バスに採用されれば、より静かで環境に優しい公共交通機関の実現が期待できる。

ボルボ・グループはこのほかこれまでに、ディーゼルエンジンを電気モーターで補うハイブリットバスを開発、ヨーテボリ市で3台が運行している。

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