Volvo

スウェーデン商用車大手のボルボ・グループ は、7月1日から同社が運航する貨車の搭載スペースをスカンジナビアン物流パートナーズ（スカンログ）に貸し出す。ボルボ・グループは、1日2便・週計10便のペースでスウェーデン北部のウメオからベルギー北部のゲント工場にトラック部品を輸送する鉄道貨車「トレイン8」を運行している。しかし、往路は部品を満載しているが、ベルギーからの復路は搭載スペースの9割が空の状態にあるという。そこで、同グループはこの余剰スペースを貸し出すことにした。スカンログは自社の顧客にスペースを販売していく。ボルボ・グループは、新ビジネスはコスト削減や環境負荷の軽減に役立つと期待している。