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2014/10/6

企業情報 - 自動車メーカー

ルノー、新型「トラフィック」の生産ラインの稼働開始

この記事の要約

ルノーは9月30日、フランス北部オート=ノルマンディー地域圏のサンドヴィル工場で、小型商用バン「トラフィック」の新型車の生産ラインの稼働を開始したと発表した。 1964年に開設されたサンドヴィル工場はこれまで「ラグナ」や […]

ルノーは9月30日、フランス北部オート=ノルマンディー地域圏のサンドヴィル工場で、小型商用バン「トラフィック」の新型車の生産ラインの稼働を開始したと発表した。

1964年に開設されたサンドヴィル工場はこれまで「ラグナ」や「エスパス」などの乗用車を生産していたが、ルノーは3年間で2億3,000万ユーロを投じて同工場を商用車工場に転換した。新型トラフィックの生産開始により、ルノーブランドの欧州向け小型商用車はすべてフランス国内で製造されることになる。

ルノーは7月、新型トラフィックのプラットフォームをベースとした小型バンを伊フィアットに供給することで合意した。この小型バンの装備やデザインはフィアットが独自に開発し、「フィアット・プロフェッショナル」のブランドで販売される。同車はサンドヴィル工場で2016年第2四半期から生産を開始し、年間10万台を生産する予定だ。

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