欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2014/10/10

企業情報 - 自動車メーカー

現代自、新型直噴ターボエンジンを公開

この記事の要約

現代自動車は2日に開幕したパリモーターショーで、直噴ターボガソリン(T-GDI)エンジン「カッパ T-GDI」と、同社初の7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を公開した。 カッパ T-GDIは排気量1.0リッ […]

現代自動車は2日に開幕したパリモーターショーで、直噴ターボガソリン(T-GDI)エンジン「カッパ T-GDI」と、同社初の7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を公開した。

カッパ T-GDIは排気量1.0リッターと1.4リッターの2タイプ。排気量998ccの3気筒T-GDIエンジンは1.0リッター「カッパMPI」エンジンをベースに、直接噴射システムやシングルスクロールターボなどを加えたもので、ドイツ・リュッセルスハイムにある欧州テクニカルセンターで開発された。最高出力118bhp、最大トルク127lb ftを発生する。排ガス流量を電子制御することでフローを改善し、ローエンドのトルクとスロットルのレスポンスを向上している。1.0リッターのT-GDIエンジンは、2015年に発売する新型「i20」に採用する予定。

排気量1.4リッターの4気筒T-GDIエンジンは1.4リッター「ガンマ」エンジンの後継で、重量はガンマより14キログラム軽い87キロ。排気マニホールド内に組み込んだ高圧シングルスクロールターボを搭載する。同エンジンは現代自初の7速DCTとともに、圧縮天然ガス(CNG)車のコンセプト「i30 CNG」に搭載されており、CNGモードでの最高出力115bph、最大トルクが152lb ftとなる。

お問い合わせ

    ご氏名*
    email*
    欧州の経済動向にご関心ありませんか?
    ただいま最新号を無料プレゼント中!
    右記よりお選びください(複数選択可)
    メッセージ本文
    *

    企業情報 - 自動車メーカー
    企業情報 - 部品メーカー
    COMPANY |
    CATEGORY |
    KEYWORDS |