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2014/11/14

一般・技術・その他 (旧)

独ボッシュ、レーダーセンサーで車線変更を運転支援

この記事の要約

独自動車部品大手のボッシュは10日、レーダーセンサーを活用した車線変更運転支援システム「MRRリア」を開発したと発表した。同システムは欧州のある大手自動車メーカーが中型量産車への採用を決めているという。リアバンパーの左右 […]

独自動車部品大手のボッシュは10日、レーダーセンサーを活用した車線変更運転支援システム「MRRリア」を開発したと発表した。同システムは欧州のある大手自動車メーカーが中型量産車への採用を決めているという。リアバンパーの左右にセンサーを設置し、死角部分に後方車両がいないかどうかを検知できる。

後方から車両が近づいている場合、サイドミラーに光の合図を出してドライバーに警告する。警告後もドライバーがウインカーを出し続けていると、警告音や触覚でドライバーに合図し、注意を促す。同システムは、駐車スペースから発進する際の運転支援システムや、車両の前方に設置して、車間距離制御装置(ACC)や緊急ブレーキシステムにも活用できる。

同システムは76~77ギガヘルツの周波数域で作動する。車両後部に設置した場合の検知距離は最大90メートル、検知角度は最大150度。前方に設置した場合は、検知距離が最大160メートル、検知角度は約45度となる。また、食品用バターよりも小さくコンパクトな設計と軽さが特徴で、小型車やコンパクトカーにも搭載できる。

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