独開発・設計会社のエダックはこのほど、軽量な車体構造を採用したスポーツカーのコンセプトカー「エダック・ライト・コクーン」を開発した。車体構造のうち耐久性を確保するのに必要な部分だけを残し、外側は布地で覆っている。同コンセプトカーは来年3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー（プレスデー：3月3～4日、一般公開：5～15日）で世界初公開する。
同コンセプトカーは車体構造のうち耐久性を確保するのに必要な部分だけを残しているため、内側からライトで照らすと車体が部分的に透けて見える。外側は、独アウトドア用品大手ジャックウルフスキンの布地「テキサポール・ソフトシェル（Texapore Softshell）」を使用した。耐候性に優れるうえ伸縮性があるのが特徴。また、1平方メートル当たりの重量は約19グラムと、通常のコピー紙の4分の1の軽さであるという。
外側を布地で覆うアイデアは、植物の葉から得たという。ライトで照らされたコンセプトカーは葉脈のある植物の葉のように見える。
